さつき障害者作業所

ご挨拶
今でこそ障害のある「仲間(利用者)」が300名をこえる大きな法人となりましたが、社会福祉法人さつき福祉会としての第一歩を踏み出したのが、出口町にありますこのさつき障害者作業所です。
特別支援学校(当時の養護学校)を卒業した後、たとえ障害があっても人として豊かに生きたい、仲間と共に、誰かの役に立つ仕事がしたいという願いを実現すべく、私たちは「きょうされん(全国共同作業所連絡会)」に結集し、スタートしました。
現在は57名の知的障害、肢体不自由、視覚障害などの仲間(利用者)が五つの班に分かれて、労働や散歩、体力づくり、創作活動などに日々、取り組みながら、仲間(利用者)の主体的で自主的な活動を保障しようと、『仲間の会』活動として、仲間の運営委員会、昼休みには喫茶や余暇活動などにも取り組んでいます。また、自分たちの仕事や給料についても仲間(利用者)たち自身が考え、給料アップやボーナス要求など『生産部会』の活動も活発に行っています。
開所以来、39年を超え仲間(利用者)の高齢化が顕著になってきました。そこでそれらに配慮した日課や仕事の内容、活動のプログラムについて考慮を重ね、2021年度よりデイサービスグループとシルバーグループなるものを設けました。
現在は、新型コロナの影響により、様々な行事や企画が取り組みにくくなっていますが、毎年、仲間(利用者)による「仲間の旅行実行委員会」を設け、一泊ないし二泊の旅行にも仲間(利用者)、職員、そこにボランティアの皆さんの協力をいただきながら施設全体で出かけ、交流も深めています。
私どもは入所者の利用年限を切るという事をしていませんので、希望される間、ずっと利用していただくことができます。
年を重ねてもその人らしく生き生きと働き、暮らしていけるような作業所のあり方と、人間らしい毎日を送ることの出来る社会を目指し、障害のある人、社会的に困難を強いられている人たち全ての権利と豊かな発達が保障されるよう、引き続き、地域の皆様、市民の皆様にご理解とご協力をいただけるよう努力してまいりたいと思います。何卒宜しくお願い致します。
さつき障害者作業所 所長 長谷川 貞子
事業内容・自主製品
事業内容
生活介護事業 47名 / 継続就労支援B型 10名
事業は、以下の5グループで実施しています。
【1.生活介護】
ほのぼの班/利用者10名:職員6名
仕事は室内作業を中心に行っていますが、リサイクルショップの店番や公園トイレ清掃、2015年度からはビラまきの仕事にも取り組んでいます。仕事以外には散歩や体操などの体の取り組みや、音楽セラピーなどの余暇活動にも力を入れています。
なないろ班/利用者10名:職員6名
室内では化粧品サンプル品の袋入れ等内職の仕事、戸外ではポスティングや近隣の施設の清掃にも取り組んでいます。生活場面では、散歩や体操、音楽の取り組みも行っています。
えがお班/利用者16名:職員9名
さつき障害者作業所の中でも高齢の仲間が多く所属しています。壮年期・高齢期に伴う特有の課題もあり、身体の機能低下を防ぐため、体の取り組みに力を入れるなど、高齢期を迎えた障害者にとっての支援や日課を考え、行っています。仕事は主にリサイクルショップの運営を行い、工業用ホースの加工等内職にも取り組んでいます。
ひまわり班/利用者10名:職員4名
比較的若い仲間が所属しています。戸外での仕事を中心に行っており、公園トイレ清掃、高等学校の清掃、遊園除草、花壇の維持管理などに取り組んでいます。戸外での仕事を行いながら、ゆくゆくは就労継続支援B型の清掃リサイクル班への異動を目指しています。
【2.就労継続支援B型】
・清掃リサイクル班(花壇管理、公園草刈りなど、戸外での肉体労働中心)
清掃リサイクル班/利用者10名:職員4名
花壇の維持管理、マンションや自治会での資源回収、遊歩道の清掃など、毎日地域の中で作業を行っている班です。暑い日も寒い日も、皆で力を合わせ、頑張っています。
自主製品
作業所では、次のようなオリジナルの自主制作製品や業者委託製品を作っています。ご購入を希望の方は、お気軽に当作業所までお越しください。
【えがお班】
![]() ![]() *ふきん(3枚入り)675円* *ふきん(5枚入り)1,125円* 布を仕入れて、裁断から利用者が関わり、ミシンを踏んで愛情込めて作りました。 丈夫で長い間使っていただけるふきん。愛用者も多いですよ!! |
【ほのぼの班】
![]() *入浴剤セット 300円* 入浴剤のセットです。 ラッピングも可愛くしたのでプレゼントにも最適です。 |
連絡先
〒564-0072 大阪府吹田市出口町19-1
TEL 06-6389-0606 FAX06-6386-5152
E-mail tsatuki@d4.dion.ne.jp