宅配給食センターことぶき



ご挨拶

 宅配給食センターことぶきは、さつき福祉会のグループホームへの夕食提供、また、日中活動の事業所へのお昼の給食提供等、毎日200食程の食事作り、配達を行っています。2023年度からは高齢者施設の食事提供に関わる仕事をスタートました。毎日300食以上の盛り付けを365日休むことなく行っています。

 土日祝も休みなく、職員・仲間もシフトで勤務しながら、日々の仕事に追われていますが、仲間の皆さんは、自分たちが支援を受ける側だけでなく、高齢者やホームに暮らす仲間の皆さんの食と命と健康を守る仕事であることに誇りを持って働いています。

 また、ことぶきの仲間の皆さんは、一人暮らしやグループホームで自立して暮らす方が多くおられます。ことぶきで働いて得たお給料と、年金等を合わせて、経済的にも自立した生活をされている方がほとんどで、その事がまた、仲間の誇りでもあります。

 原材料費や光熱費の高騰、消費税の増税等、財政的な環境は厳しい中ではありますが、引き続き、仲間の皆さんの「働き甲斐」と「所得保障」を目指した支援を大切にしていきます。

                 宅配給食センターことぶき 施設長 吉田 史枝


事業内容・自主製品

事業内容

就労継続支援B型 定員12名
作業所等給食、グループホームへの食事作り  
高齢者施設の食事の盛り付け作業


 宅配給食センターことぶきは、開所11年目の2011年4月に「就労支援センターみち」の従たる事業所として事業移行しました。

 当法人の15か所以上のグループホームの朝食・夕食を作り配達しており、又、就労支援センターみちと集いの場ふりーばーど、吹田市内の他法人事業所の給食を作り配達しています。給食もグループホームの食事もさつき福祉会の栄養士が塩分やカロリーを考えたメニューを作成に基づき、栄養のバランスのとれた食事です。毎朝お出汁をとり、季節を感じられる食材を使った野菜たっぷりの献立となっています。

 給食は午前10時半までに、グループホームの食事は午後2時までに作るという時間的な制約があります。またそれぞれ献立が違うので、計6品目の調理の同時進行で進めなければならず、厨房の中は日々フル回転です。

 そんななか、ことぶきの利用者は給食の献立によっては配慮食の必要な人の把握をしていて「今日の給食は玉子料理ですが、○○さんは、卵アレルギーだけど、今日は出勤されていますか。別メニューの用意があります。」と自ら問い合わせをしたり、日々の食数の把握、パソコンを使っての請求書の作成等、調理作業だけではなく幅広い仕事で、個々人が自分の仕事に責任もって、限られた時間の中で仕事をやりきっています。

食事は、毎日のことですので(土日もシフト制)「ことぶき」には、作業所で行われているような所外活動やクラブ活動等仕事以外の取り組みはありませんが、年1回の研修旅行を楽しみに仕事に励む日々です。

         

連絡先

〒564-0041 大阪府吹田市泉町1-21-5
TEL 06-6310-6820 FAX06-6310-6823
E-mail satuki-kotobuki@s5.dion.ne.jp


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