さつき障害者作業所



ご挨拶

 今でこそ障害のある「仲間(利用者)」が300名をこえる大きな法人となりましたが、社会福祉法人さつき福祉会としての第一歩を踏み出したのが、出口町にありますこのさつき障害者作業所です。
 特別支援学校(当時の養護学校)を卒業した後、たとえ障害があっても人として豊かに生きたい、仲間と共に、誰かの役に立つ仕事がしたいという願いを実現すべく、私たちは「きょうされん(全国共同作業所連絡会)」に結集し、スタートしました。
                                              
 現在は56名の知的障害、肢体不自由、視覚障害などの仲間(利用者)が六つの班に分かれて、労働や散歩、体力づくり、創作活動などに日々、取り組みながら、仲間(利用者)の主体的で自主的な活動を保障しようと、『仲間の会』活動として、仲間の運営委員会、昼休みには喫茶や余暇活動などにも取り組んでいます。また、自分たちの仕事や給料についても仲間(利用者)たち自身が考え、給料アップやボーナス要求など『生産部会』の活動も活発に行っています。

 開所以来、41年を超え仲間(利用者)の高齢化が顕著になってきました。そこでそれらに配慮した日課や仕事の内容、活動のプログラムについて考慮を重ね、2022年度よりチューリップ班を設けました。

 私どもは入所者の利用年限を切るという事をしていませんので、希望される間、ずっと利用していただくことができます。
 年を重ねてもその人らしく生き生きと働き、暮らしていけるような作業所のあり方と、人間らしい毎日を送ることの出来る社会を目指し、障害のある人、社会的に困難を強いられている人たち全ての権利と豊かな発達が保障されるよう、引き続き、地域の皆様、市民の皆様にご理解とご協力をいただけるよう努力してまいりたいと思います。何卒宜しくお願い致します。


                     さつき障害者作業所 所長 久保田 慎吾

事業内容・自主製品

事業内容

生活介護事業 60名

事業は、3単位に分かれ以下の6グループで実施しています。

【1.生活介護単位①】
ほのぼの班/利用者7名:職員6名
  仕事は室内作業を中心に行っていますが、リサイクルショップの店番や公園トイレ清掃、2015年度からはビラまきの仕事にも取り組んでいます。仕事以外には散歩や体操などの体の取り組みや、音楽セラピーなどの余暇活動にも力を入れています。  
          

清掃リサイクル班/利用者12名:職員4名
 花壇の維持管理、マンションや自治会での資源回収、遊歩道の清掃など、毎日地域の中で作業を行っている班です。暑い日も寒い日も、皆で力を合わせ、頑張っています。
          

【2.生活介護単位②】
なないろ班/利用者10名:職員6名

 室内では化粧品サンプル品の袋入れ等内職の仕事、戸外ではポスティングや近隣の施設の清掃にも取り組んでいます。生活場面では、散歩や体操、エアートランポリン、音楽の取り組みも行っています。
         

ひまわり班/利用者8名:職員4名
 比較的若い仲間が所属しています。戸外での仕事を中心に行っており、公園トイレ清掃、高等学校の清掃、遊園除草、花壇の維持管理などに取り組んでいます。戸外での仕事を行いながら、ゆくゆくは高賃金である清掃リサイクル班への異動を目指しています。
         

【3.生活介護単位③】
えがお班/利用者11名:職員7名
 壮年期・高齢期に伴う特有の課題もあり、身体の機能低下を防ぐため、体の取り組みに力を入れるなど、高齢期を迎えた障害者にとっての支援や日課を考え、行っています。仕事は主にリサイクルショップの運営を行い、工業用ホースの加工等内職にも取り組んでいます。
         

チューリップ班/利用者7名:職員4名
 今年度新たにできた班になります。 さつき障害者作業所の中でも高齢の仲間が多く所属しています。 花壇の水やりの仕事を行い、余暇ではコーヒーを豆から挽いて飲んだり、カラオケで声をしっかり出したりと取り組みを通して体をしっかり使うようにしています。
         

自主製品

現在は行っていません。

   

各種指針


「虐待防止のための指針」

「身体拘束等の適正化のための指針」


連絡先

〒564-0072 大阪府吹田市出口町19-1
TEL 06-6389-0606  FAX06-6386-5152
E-mail tsatuki@d4.dion.ne.jp


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